カテゴリ:◆ 絵:Poe et Yayo( 51 )
 塔の中の天使

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 細密水彩画 138mm×86mm
 グワッシュ パステル 雲母 


 — 塔の中の天使 —

 飛ぶのに疲れたら
 いつでも塔に還っていい

 あなたが大空を飛び
 心海に沈む塔を忘れても
 懐かしい塔はあなたの還りを
 いつだって待っている

 蒼白い月灯りは
 塔の中の懐かしい時間に案内する

 優しく切ない 一粒水晶
 塔に棲む 一羽の天使

 一粒水晶の瞳は
 あなたが還ってくることも
 心に秘めたその訳も
 全て知っている

 甘く懐かしい天使の香りと
 天使が愛したローズマリー

 鳩の血石と真珠涙の花冠のせて
 わたしの悲しみを癒してくれる






















*
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by poeetyayo | 2016-11-17 00:00 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 光と音楽の精霊ルミエット — 家族の肖像 —  《 注文制作・第一作目 作品完成 》


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 〈細密水彩画〉 210×210mm
 グワッシュ パステル ペン 雲母 3種の貝



 光と音楽の精霊 ルミエットとアルエット
 光と音色の遣い3羽の鳥と
 金色野原にほど近い碧緑の森に棲んでいる

 ルミエットの奏でる光露のピアノ
 聴く人々の心潤し 記憶彼方美しき故郷へ誘う

 アルエットの奏でる白蝶貝のヴァイオリン
 光粒の雲雀となり 春と命の喜び謳う

 朝焼の鳥 朝日と笑顔を連れてくる
 黄昏の鳥 懐かしい暖かな故郷の陽光
 夜空の鳥 安らかな眠りと目覚めの守神

 雨上がりの故郷の陽光 春風の音楽
 碧緑の森に誕生する愛と光の音粒達
 夜空の鳥の羽風に乗りて
 この世界に 永遠に贈られている



— 《 光と音楽の精霊 “ ルミエット ” 》 に寄せて — 

1997年 私は初めての天使・ポオちゃんに出逢い
ポオ エ ヤヨ〈Poe et Yayo・歩音と弥世〉として
絵と詩〈物語〉を描き始めます

2012年 2人目の天使・武 盾一郎さんに出逢い
ガブリエルガブリエラ〈忘れられていたもうひとつの世界
・13月世の物語〉を描き始めます
13月世との出逢いは
私が長いこと暮らしてきた高い高い塔からの出発でもありました

そして 2015年 ガブリエルガブリエラの精霊達と
2羽の愛しい鳥が結んでくれた3人目の天使
ピアニスト・藤井 留美さんとの出逢い ***
光と音楽の天使“ルミエット”は こうして
長い永い時を経て 再び絵の中で巡り逢えたのです

“留美さん” ・・・ この響きは
私の魂だけでなく 今世のある懐かしい風景とも重なります
子どもの頃恋した ある少女と同じ名前 ・・・

その少女は いつも走っていました
ほんとうは 両手に抱えきれないほどの悲しみを持ちながら
光のように キラキラ笑い 走り抜けてゆく ・・・

今も私の心の中を走り抜けてゆく 光の少女
3人目の天使との出逢いの予言 “兆し” のように ・・・

ルミエットは みんなに愛されています
誰よりも先に みんなを愛するから

ルミエットは みんなを笑顔にします
誰よりも先に みんなを照らすから

ルミエットは みんなを旅に誘います
奏じる音色で 景色を輝かせ ・・・

3人目の愛しい天使“ルミエット”が視せてくれる世界に
私も 心謳いつつ ・・・
懐かしく愛しい景色 “故郷” を 想い出すのです

感謝と愛を込めて ・・・ ***∞***

 ポオ エ ヤヨ



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 部分拡大画像  80×80mm
 — ルミエット ( Lumiêtte ) —



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部分拡大画像  80×80mm
 — アルエット ( Alouette ) —



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サインに添えた 金色たんぽぽの綿毛とポオちゃんの羽根は
光と音楽の精霊達の棲む碧緑の森が
13月世の入り口に広がる金色野原の近くに在ること
私の天使ポオちゃんも度々訪れていることの証として
描かせていただきました ***∞***







  ***
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by poeetyayo | 2016-08-07 12:01 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 お月さまとダンス
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細密水彩画 Φ98mm
グワッシュ 白蝶貝 雲母 和紙
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by poeetyayo | 2015-12-24 13:13 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 人魚の花占い — 氷砂糖の湖に棲む人魚 “ノーニーン ”—
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 128×93mm


 水面に咲いた 波雛菊
 摘んで人魚は 歌います

 1の日 ストゥイル落っこちた
 いつつ食べて 海羊歯 ( ウミシダ ) に

 2の日 ギリィヤ落っこちた
 いつつ食べて 海牛 ( ウミウシ ) に

 3の日 トゥーブル落っこちた
 いつつ食べて 金巻貝 ( キンマキガイ )

 4の日 スヴォルス落っこちた
 いつつ食べて 海蛇 ( ウミヘビ ) に

 5の日 ポッタス落っこちた
 いつつ食べて 紋花青竜蝦 ( モンハナシャコ )

 6の日 アスカス落っこちた
 いつつ食べて 鬼磯目 ( オニイソメ )

 7の日 フルザス落っこちた
 いつつ食べて 真珠貝 ( シンジュガイ )

 8の日 ガウムル落っこちた
 いつつ食べて 角平虫 ( ツノヒラムシ )

 9の日 クライキル落っこちた
 いつつ食べて 磯巾着 ( イソギンチャク )

 10の日 グルッガ落っこちた
 いつつ食べて 硝子烏賊 ( ガラスイカ )

 11 セーヴル落っこちた
 いつつ食べて 白蝶鮫 ( シロチョウザメ )

 12で クロゥクル落っこちた
 いつつ食べて 海蜘蛛 ( ウミグモ )に

 13の日 ケルタス落っこちた
 ひとつも食べずに 飛びこんだ

 ケルタス脚は お魚に
 人魚とふたり 水の底

 13 蝋燭灯ってる
 13 星さま歌ってる

 13回目の 海月夜 
 人魚とケルタス 空の上
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by poeetyayo | 2015-07-07 13:13 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 虹飴貝のリュネット ― 氷砂糖の湖で ―
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 160×110mm
 2015年
 
 貝(4種類) 雲母 墨
 パステル グワッシュ
 
 
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by poeetyayo | 2015-03-13 13:13 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 フック女・アラーニャの物語 (詩と絵5作品・解説)
2014年6月 ザロフ『キャビネ ド キュリオジテ』展に出品しました
『ミレットの宝もの』の もうひとつの物語り絵シリーズ
『フック女・アラーニャの物語』新作5点を
詩のパネルと併せて出品します・・・( 展覧会詳細はこちらのページ )


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14.8×10cm

― フック女・アラーニャの踊り ―

目覚めたときから 母さまの
ドレスの中で 踊っていた
ドレスの中は 蜘蛛の足
蜘蛛足のびて 逃げられぬ

わたしのお庭は 夢の中
綺麗な綺麗な ドレス着て
ゆらありゆらあり 踊り歩く
夢から夢へ 踊り渡る

淋しい子は いないかえ
悲しい子は いないかえ
ドレスの中は 温かく
楽しい劇が 始まってるよ

今宵もひとり ドレスの中に
愛しい愛しい わたしの子たち
覚めない舞台で 踊りましょう
覚めない月世に 踊りましょう



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8.8×7.8cm

— 蜘蛛の子テレーズ —
フック女に捕らわれた3番目の犠牲者

ここにきたころは
ぼくはテオドールだった
2本脚のテオドール
いまは もう
おどりつかれることもない
8本足のテレーズ
蜘蛛の子テレーズ


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9.7×9.7cm

— トゥトゥとリュリュ —
フック女に捕らわれた96番目の犠牲者

家に帰ったら 
トゥトゥが死んでいたの
トゥトゥはね かわいいリス
わたしのたったひとりの友達よ
パパは言ったわ
「 トゥトゥは悪い子だった 噛みついたんだ 」 って
わたしはトゥトゥを抱きしめて
泣きながら眠ってしまった
そしたら あの女の人がきて
ここから出られなくなったの
ねぇ トゥトゥ
もう踊りたくないの
ママのところに帰りたい
でも トゥトゥ
ママは
どこにいるの ?
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* “ トゥトゥとリュリュ ” は ‘ 夢蜘蛛 ’ 付き一点物オブジェ額装です



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14.8×10cm

― 双子の姉妹 アラーニャとミレット ―

わたし覚えてるわ
母様のお腹の海の中
私たちが溺れそうになったこと
アラーニャは言った
「 光の方へ先に行って
そこで美しいものをみつけて
わたしに話しておくれ 」


わたし知っているわ
妹の目に光の世界が見えないのは
私を先にこの世に送ってくれたから
アラーニャは言った
「 光の方へ先に行って
そこで美しいものをみつけて
わたしに話しておくれ 」


わたし見ていたわ
悲しい母様の冷たい胸に抱かれて
妹の身体は蜘蛛糸繭の中
アラーニャは言った
「 あなたの蝶達がやってくる
そこで美しいものをみつけて
わたしに話しておくれ 」


わたし見ていたの
美しい母様の蜘蛛の涙海
妹の身体は食べられてしまった
アラーニャは言った
「 月の麓に蝶達が待っている
月が満ちたらお行きなさい
月影つたってお行きなさい

愛しい 愛しい 
ミレットよ 」




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14.8×10cm

— 黒いおめめはみているよ —
1997年9月2日 新月の夜に


ひとりぼっちの ミレットは
月夜のばんに おはなししてる

6っつのミレット 影ふたつ
古いお城で うたってる

古いお城の 蜘蛛のうた
黒い月のひ きえちゃった

19のミレット 影ひとつ
紅い月のひ きえちゃった


— ‘ ミレットのうた ’『 13月世の童謡 』 より —


      *†*


— ‘ フック女 ’について — ( 解説 )

フック女は 1997年のある夜から数年間
私の夢の中に度々顕れた女性です
白い影の如くゆらゆら漂い歩いては 子ども達の夢に顕れ 
夢の中で 優しく美しい聲と蜜涙の飴玉で子ども達を誘惑し
ドレスの中の劇場に捕らえ 死ぬまで踊り演じ続けさせる・・・ 
フック女は 目覚め ( この世への回帰 ) と共に 
雲が流れるように消えてゆきました

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フック女 夢の姿を元に描いた肖像画 ( 2009年制作 )

闇の世界・死の世界に棲む ‘ フック女 ’ は 
生前 ‘ アラーニャ ’ という名前で
双子の妹 ‘ ミレット ’ と暮らしていたようです
以下は ポーレット ( 私に詩を書かせる蝶 ) が置いていった
『 アラーニャとミレットの物語 』 です

        *††*

アラーニャは双子の姉妹の妹として生まれ
姉のミレットは3日に誕生し
妹のアラーニャは10日後の13日に誕生した

双子の姉妹は極めて難産であった為
アラーニャは姉の命を助けるために視力に障害を持って生まれた

母親は 先祖と母から譲り受けた精神の病と
娘アラーニャを盲目の子として産んでしまった自責の念から
アラーニャの出生届を出さず 屋敷に匿って育てた

アラーニャは ミレットに母親の支配が及ばないように
自らの意志を殺し 母親の人形のように ‘ いい子 ’ を演じ
ミレットの心の自由を優先させた

6歳になるとアラーニャは
ミレットに語りかける僅かな言葉以外
話すことが出来なくなった

その頃からミレットは
度々 虹色の蝶と月明かり色の蜉蝣を視るようになり
彼らに “ ガブリエル ” と “ ガブリエラ ” という名前をつけた

ミレットが月明かりの中彼らに逢うことが多かったのは
母親の病の悪化が夜の闇と月の満ち欠けに影響した為
アラーニャがミレットに外へ行くことを促したのが
陽が沈み 月の時間であることが多かったからである

アラーニャがミレットに いつも語りかけた言葉

光の方へ先に行って
そこで美しいものをみつけて
わたしに話しておくれ


その言葉どおり ミレットは
ガブリエルとガブリエラと視た美しい世界の物語を
アラーニャに話して聴かせていた
ミレットの物語を聴く間だけ
アラーニャの瞳にも美しい光が宿っていた

1997年9月2日 新月の夜
惨劇はおきた

「 私の可愛い娘 アラーニャ
この子の旅立ちにより 死により
失う日が来るのなら
いっそ 食べてしまいましょう
愛しい 愛しい わたしの子 」


アラーニャに促され 
ガブリエルとガブリエラに導かれ
月と約束(契約)したミレットは
1997年9月17日 満月の夜
忽然と この世から姿を消した

それは 
ひとつの物語の終りと
ふたつの物語の
はじまりだった


2014年 10月29日 
ポーレットの導きによる自動筆記

ポオ エ ヤヨ
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by poeetyayo | 2015-02-13 13:13 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 ミレットの宝もの ( 詩と絵・5作品 )
1997年9月17日 満月の夜 
この世から忽然と姿を消した ミレット

彼女が部屋に遺した宝もの
鏡絵2作品含む小さな絵画3点と 
硝子のペンダントオブジェ2点を
ミレットの日記の中の詩と併せて出展します

ミレットが6才のとき 金色野原で初めて逢った
目に見えぬ精霊 ガブリエルとガブリエラ
月の美しい夜 湖空の彼らと話していたミレットは
月に吸い込まれてしまったのでしょうか
それとも
不思議な鏡絵の中に 
硝子のペンダントの中に ・・・( 展覧会詳細はこちらのページ


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ミレットの宝もの ― ガブリエラの眠り ―
ガブリエラの聲から描いた肖像画 10×10cm


ガブリエルは 美しい虹色蝶
ガブリエラは 優しい月蜉蝣

彼らの姿は見えないけれど
彼らの聲は聴こえてくる

聲や音楽は
見える世界より 
たくさんのことを伝えてくれる

彼らはみんな それぞれに
この世のものと想えないほど
美しい羽を持っているのに
見ることができない

陽の光 月明かり 影の中に
いつだって そばにいるのに
気がつかないだけ

視えているのにね

見えて いないだけ


― 1997年3月24日 ミレットの日記より ―


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ミレットの宝もの ― ガブリエルの涙 ―
鏡絵 6.9×6.9cm


ガブリエルは いつも泣いている
南で幸せな人がいると
北の不幸な人をみて泣く
東で笑う人がいると
西の泣いている人をみて泣く

いつも そんな風だから
ガブリエラは 微笑んでいるの

今夜も ガブリエルが泣いている
地上は 美しい雨でいっぱいだわ

今夜も ガブリエラは微笑んでいる
ほら
柔らかい芽が
たくさん顔をだした


― 1997年6月13日 ミレットの日記より ―


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ミレットの宝もの
ガブリエルの涙入りペンダントオブジェ
左 — 静かな祈りの友に —
右 — 秘密の手紙の友に —


— 心の友へ —


月の美しい夜
ガブリエルの涙が落ちてきた

手のひらに2粒 
ガブリエルの涙と聲

私はなくさないように
金色野原の綿毛と一緒に
小さなふたつの硝子壜にいれて

ひとつは 秘密の手紙の友に
ひとつは 静かな祈りの友に


― 1997年6月21日 ミレットの日記より ―


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ミレットの宝もの ― 約束の日 ―
鏡絵 14.8×10.3cm


あの約束が叶うなら
もうすぐ 私の日記の言葉も
見えなくなるのね

あの約束が叶ったなら
ガブリエル ガブリエラ
と 私のように
誰かが きっと
私を視つけてくれる

陽の光 月明かり 影の中に

見える世界の中で 視て
聲を 言葉に 音楽に

言葉は見えなくなっても
私の日記は
永遠に続いてゆくの

今夜は 

小さな箱の中で

眠るわ



― 1997年9月 … ミレットの日記 最後の言葉 ―
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by poeetyayo | 2014-06-05 00:00 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 通り雨
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          19.4×12.2cm
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by poeetyayo | 2014-03-13 00:00 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 序曲 『通り雨』 ― ライネの聲は 失った私のヴァイオリンの響き ―
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          19cm×14cm — 3連作品 —




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          ヴァイオリン拡大画像 4.7cm×4.5cm


















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by poeetyayo | 2014-02-09 00:35 | ◆ 絵:Poe et Yayo
 序曲 『通り雨』 ― ローズの瞳は 遠く近い私の故郷 ―
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          19cm×14cm — 3連作品 —




















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by poeetyayo | 2014-02-08 00:15 | ◆ 絵:Poe et Yayo