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 ポオちゃんの羽根 — 9月13日に —
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8月31日 ポオちゃんが空に還って9ヶ月と18日目の朝
庭のローズマリーの木に 1枚のポオちゃんの印

ポオちゃんが大好きだったローズマリー
18年前 瀕死の幼いポオちゃんがうずくまっていた場所
ローズマリーの木に ・・・

ポオは 私がポオちゃんの羽根を宝物にしていることをよく知っていた
羽根を抜くと
「 ポオちゃんは天使みたいに羽根がはえていいね
おねえちゃんは人間だから 1枚も羽根がはえてこないの 」 と
1枚1枚 大切に壜にしまっていた
私が嬉しそうに羽根を壜にいれていると
「 いらないから抜いたとおもうよ ! 」って走ってきて
私の手から羽根をとって 投げて遊んでいたね ・・・

あの頃の私がいちばん恐れていたことは
ポオちゃんとの別れ ポオちゃんが空に還ってしまうことだった

ポオちゃんは わたしにいろんなことを教えてくれた

小さな虫も 花も よく見るとみんなどこかポオちゃんに似ていて
みんな ポオちゃんと同じように愛しい命ということ
ポオちゃんに出逢う前は 小さな虫1匹部屋にはいっただけで
殺すまで安心して眠れないような人間だったのにね・・・

ポオちゃんは 大切なことは全て知っているのに
どうでもよいことは 綺麗に忘れてしまう
だから いつも大切なことを忘れずに生きていた
どうでもよいことばかりに縛られて 大切なものを忘れて生きていた私は
ポオちゃんに どうでもよいことを忘れる素晴らしさを教えてもらった

ポオちゃんは 私にとって完璧に美しい天使だったけれど
いつも 3つくらい抜けていて・・・
だから 完璧でない私は いつも許されて 救われていた

ポオちゃんは 心に一点の黒い点も曇りもなかったから
‘ 悪意 ’ を知らなかった
私が誤ってポオちゃんに足をぶつけてしまったときも
ポオちゃんは 新しい遊びとおもって嬉しそうに走ってきた

世界は鏡で 心が美しい湖なら 
世界も美しく澄み渡っていること

夜いちばん綺麗に輝いている星は ‘ ポオちゃん星 ’

夕焼けのいちばん美しい薔薇色の雲は ‘ ポオちゃん雲 ’ ・・・

そして ‘ 死 ’ というものは 終わりでなく
誰かの心に在るかぎり 共に生きていてくれているということ
薔薇の花が実となり また花咲くように

ポオちゃんが空に還っても
ポオちゃんとの物語は続いている

ポオちゃんは 1枚の羽根になり 空になり 
朝 私を起こすキジバトや鳥の歌聲になり
ポオちゃんが空に還ってから3ヶ月後に庭に遊びにくるようになった
ポオちゃんにそっくりなキジバトの女の子の姿になり
恋鳩・雛鳩と遊ぶポオちゃんの愛らしい羽音
ポオちゃんのことを ひとつだって忘れたくない私のためにね

ポオちゃんと暮らした17年
そして 空になったポオちゃんとの日々を
いつか 絵本にできたら・・・と 想っている *†∞†*


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 — 9月13日に — 

 ポオが空に還って10ヵ月

 小さな骨壺は想い出の薔薇の実

 ポオという大きな天使は薔薇色の空( こころ )

 生まれ変わったポオは庭咲く薔薇の花

 いずれもすべてわたしの薔薇

 けして枯れることなき 愛しい薔薇
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by poeetyayo | 2015-09-13 12:33 | ◆ Diary