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地震とポオちゃん。フラクルとシュピルマン。
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3月11日、地震の3時間後。
無事に、避難籠からでてきたポオちゃんです。



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ポオちゃん持ってすぐに避難できるように
日頃、避難籠にスムーズに入れる避難訓練しといてよかった・・・

しばらく余震が続いたので、ポオちゃんの籠抱きしめてテーブルの下にもぐって
3時間ポオちゃん入れっぱなしだったのだけれど
ポオちゃんは避難籠の中で、静かにぺったむ。していてくれていました・・・



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籠を開けたら、卵が・・・

はじめての凄い地震でとっても怖かったのだけれど
ポオちゃんの卵と、ポオちゃんの無邪気な顔をみたら
なんだか、ほっ・・・


ヴィーナスと一緒の鳩が、軍神マルスがお昼寝している間に
マルスの兜の中に卵を産んで温めてしまって
マルスは戦争に行くのをやめてしまった・・・という
ギリシャ神話のお話をどこかで読んだ記憶があるのだけれど
ポオと一緒にいると
ほんとうに昔、そんなことがあったのかも...と想ってしまうなー・・・



この1日に起きた出来事で
現実とは思えないほど、悲惨な生活を強いられた人たち・・・

被災していなくとも、今迄 「 あたりまえ 」 のように
与えられていた有り難い日常生活が送れなくなっている中で
度々、繰り返し思い出したのは
ヴィクトール・E・フランクルの ‘ 夜と霧 ’
ロマン・ポランスキー監督が、自らの体験と重ね合わせ
半世紀という時間を経て、実話を元に撮った 『 戦場のピアニスト 』


フランクルも、ピアニスト・シュピルマンも
アウシュヴィッツ、ゲットーで、家族や大切な人を失い
想像を絶するような悲惨な状況の中でも
心理学者、医者としての使命を果たし
ピアノが弾けない状況でも、音楽家であり続けた。


フランクルの言葉

「 どんなに自由がなくなっても、態度を決める自由はある 」

人は最後の死ぬときでさえ、そのときをどのような態度で
どのように生きるのか選択できる・・・という自由がある。


・・・今、本、手元にないから
きちんと正しい言葉で書けてるか、わからないけど
あと、あんまり真剣に書くの、くだびれるし節電なので
ここからさきは、いつもの感じで書こうっと・・・


まだ余震もあるし、不安な状況も多いし
被災した人たち、日本国民のために
うんとうんと頑張ってくださっている人たちをみてると
いつも以上に頑張らなきゃって、無理したり
無力感をもってしまったり
辛い状況になってしまうこともあるかもしれないけれど
そのとき与えられた問題に
そのときできる精一杯で
ひとつ ひとつ、こなしてゆこう・・・


いつも通りにはゆかないけれど
感謝の気持ちを持って
一日一日、きちんと使命をはたしてゆこう・・・



シュピルマンの演奏、ノクターン ( 夜想曲 ) 第20番 [ 遺作 ] です。




by poeetyayo | 2011-03-21 11:52 | ◆ Diary
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