白昼夢
わたしは空を飛んでいた

雲をつきぬけそうになったとき

わたしは電車のなかで

火照ったあなたの額に

冷たい布をあてていた

銀鼠色した睫毛のあなたの瞼に

キスしようとしたとき

あなたは言った

「きみは最後までみたのか」と

わたしは首をふった

窓辺に顔をそらしたあなたの眼は

とても美しくみえた
















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by poeetyayo | 2006-04-15 14:40 | ◆ 詩:Poem.Poe.me ?
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