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ドイツの古い本とポオ
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ポオは狭いところにもぐるのが好きなので、尾羽がすぐ折れちゃうの。
わたしはポオの水墨画のよぅなグレィと黒の尾羽が大好きだのに。
このところずっと、尾羽根が矢羽根状態だったのだけど
やっと、おNewの尾羽根が生えそろってきたので
お絵描き机の上で、ポオモデルしてもらぃました。

ポオの好きなジョスカン・デ・プレかけて、もたもた撮ってたらおねむポーズになっちゃった...


ポオの右側に写っているのは、1942年生まれのドイツの本。(挿絵 Hanna Nagel)
‘魔術的運命’というタイトルと、死神に、はにかみながら手を差し出す乙女の、メメントモリ&ダンスマカブルちっくな表紙の絵が好きで、なんとなくいつも眺めている本です。



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本を開くと、奇妙な挿絵や耽美的な挿絵が・・・
この、カップルの後ろのおぉきなおつむ、気になるなー。

羽は、わたしが写真を撮っている間に、ポオが羽繕いして抜いた胸の羽


表紙の裏には、‘ELISABETH’と名前の入った蔵書票が貼ってあり、エリザベスさんに贈った青年(...にしてしまふ。だって、そのほぅがロマンチックだし、ドイツ語読めないんだぼん。)のメッセージとサイン、1943...と書かれてあります。

戦争の真最中に、贈られた本なのか・・・
エリザべスさんは、どんな女性だったのかな・・・なんとなく、髪はブルネットな気がするなー・・・
こんなミステリアスな本を贈った青年って、どんな人だったのかな・・・
・・・?・・・?!・・・?

・・・と、いろいろ想像させてくれる、長生きさんな本です。



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この9月で、9才になるポオ。
ポオも長生きしようね...♡*
by poeetyayo | 2006-09-20 16:20 | ◆ Diary
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